道路よりベッドがいいね--Vol.18--

『生活福祉課②』

部屋の中に入ると
そこには衝立で仕切られた所があった
長テーブルの両サイドにパイプ椅子が並べられ
長テーブルの上には一定の間隔で衝立が置かれている
一応プライバシーが保たれているということのようだ
そこの一角に案内された
対面で話せる形態だが
相談者側の椅子は一つしかなかった
一人の女性が丸椅子を
急ぎ足で運んできた
「どうぞ、これをお使いください」
女性はそう言うと
すごにその場を去っっていった
弘茂がパイプ椅子にドデンと座ったので
理冴は丸椅子にちょこんと座った
そうするしかなかったのであるが...
反対側に座ろうとした職員の青江であったが
座る動作を止めた
「資料を用意して参ります。しばらくお待ち願います」
そう言うと青江はその場を離れた
やがて、A4サイズほどの紙を数枚持ち青江が現れた
「まずお名前を確認させてくださいね」
青江はにこにことしながら
弘茂と理冴を交互に見た
そしてまず弘茂を見据え
「村上弘茂さんですね」と問うた
「あ、はい、そうですけど」
弘茂は小さい声で答えた
かろうじて青江には聞こえたようである
弘茂の声はそれほど小さかったのだ
「で、こちらの方は...」
青江は、弘茂に対して
理冴のことを聞いてるようである
理冴自身に尋ねるのではなく
弘茂に答えを促しているようである
何かの意図があるのだと理冴は直感的に思った
「ああ、あの、僕から言うと従兄弟ですよ」
素直に弘茂は答えている
理冴は二人のやりとりを見つつ
別のことに気を取られていた
役所という場所
何故、こんなにも殺風景なのか
花の一つでも飾ればいいのに
面白みのない空間だと
理冴は、しみじみ思うのであった
(つづく)

本日は短めに.....
取りあえずストーリーを展開させました
少しずつ進めたいと思っています
なかなか、行政とのやりとりは上手く書けないものですね
案外難しいものです
上手く運んでいけたらと思っています
今までよりも少し短めのスタンスで...
では又ごきげんよ~~っ

スポンサーサイト

2017.02.07 | | コメント(4) | トラックバック(0) | ストーリー



コメント

この生活福祉課でのやり取りが
小説のキモのところかな。

ウナギのキモでは、ございません。

2017/02/07 (火) 21:01:48 | URL | とし坊07 #- [ 編集 ]

知的空間

なんだか憧れる雰囲気。
いつも呑んべえで
軽薄な自分が恥ずかしくなります。

2017/02/08 (水) 23:28:26 | URL | 花ばあば改め不良な熟女 #- [ 編集 ]

>とし坊様

キモはタレに限りますね(^^)~♪

え、何の話ってか~~(笑)
個人的には鶏のキモが好きです、ハイ!

2017/02/10 (金) 13:36:42 | URL | 谷口冴 #- [ 編集 ]

>花ばあば様

いえいえ、軽薄だなんて.....
呑んべえ~大いに結構ですよ(*^_^*)

2017/02/10 (金) 13:40:53 | URL | 谷口冴 #- [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

谷口冴

Author:谷口冴
とある作家の独り言・戯言……

いらっしゃ~い!

現在の閲覧者数:

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム

QRコード

QR

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ